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6月の月乃音 中国茶教室

先週末は6月の月乃音 中国茶教室が行われました。

今回のお茶のテーマは「黒茶」。

黒茶と言えばプーアール茶が代表的なお茶になります。

そして、特徴と言えば「菌類発酵茶」であること。

この菌類で発酵するというのは、お味噌や、ワイン、チーズと同じように、空気中の菌や微生物が作用して、茶葉を培地として菌を繁殖させることです。茶の産地や、製茶場、また保存する場所や、環境の気候風土の影響を受けて様々な風味が生まれるのが魅力です。

 

そしてこの、環境が茶を育てる黒茶の主な生産地は、雲南省、四川省、湖南省...

世界でも限られた場所でしか黒茶を生育することができません。

黒茶は、主に茶が生育できない辺境地への貿易がきっかけとなり作られるようになりました。

モンゴルやチベット、ウイグルなど道なき険しい高山山岳を、馬の背に乗せて効率良く運ぶ為に緑茶を圧縮し堆積させたことがはじまりともいわれています。ですので、緑茶を菌類発酵させたものが黒茶になります。

遠い辺境の地へ数ヶ月から数年かけて運ぶ為に茶の体積を減らし、一度に沢山運べるように黒茶は固形のものが多いです。また、保存方法は、茶葉が呼吸できるようにと、紙で包み、竹で編んだ籠に入れて保存されています。

標高の高い過酷な環境で生きる彼らにとって、茶は嗜好品ではなく薬、貴重な栄養、命を支える源である茶と、塩や馬、宝石、毛皮、絹、香辛料などとを交換取引をする少数民族間での貿易は今もなお続いているそうです。

 

 

チベット人の為に作られた、生きていく為のお茶の側面と、育てる楽しみがある嗜好品としての側面をもつ黒茶。

今回は、その黒茶の中で分類される雲南省の「生茶」と「熟茶」をいただきました。

左が生茶(なまちゃ)。右が熟茶(じゅくちゃ)。

まずは 生茶 と 熟茶 の違いは、熟茶とは、人為的に発酵を加速しやすく手助けしているお茶で一般的には熟茶の方が多いです。それに対して生茶とは、緑茶から時間をひたすらかけて発酵していくのを育てるお茶になります。左の生茶は、先生が大切に大切に育てた15年ものだそうです。

そしてプーアール茶はのどごしと水色(すいしょく)が重要とされています。良い黒茶は、のどごしがするっと滑らかで、水色は美しい栗の表皮のような紅色で艶があります。どちらの黒茶もとても艶があり、するっとのどごしが滑らかでした。そして、水色もさることながら、口の中に入れた時の香りや、飲み終わった後に残る香り、余韻など...違いを感じることができました。

そして、この先生の生茶はこれからも時間と共に発酵が進み、今日とは違う水色、味わいになることでしょう。

 

今回のお教室は黒茶のテーマから、黒茶の産地、遠い雲南省の森の中から、その黒茶がチベットなどの高山山岳まで運ばれるそんな背景に想像をめぐらせ、民族を超えたお茶の世界に触れることができました。

虜になる人々が沢山いる黒茶。この黒茶に通づる展覧会が7/6(金)より/galleryで行われる「light years」展です。

そして今回、「編む」をテーマにしたlight years展に因んで、渡邊乃月先生が「編む茶会」を開いてくださいます。

とてもとても貴重な黒茶をご用意してくださるそうです。

 

 

只今、「編む茶会」のご予約を受け付け致しております。

詳細は、http://gallery.factory-zoomer.com/?eid=198 こちらまで<y>

 



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