上海 中国首次瑠璃展
- 2019.09.01 Sunday
- 展覧会
ファクトリーズーマの工房スタッフの岡田歩です。工房では主に
吹きガラスを担当しています。
今回中国上海で行われた展覧会に同行して8月22日から27日まで
作家の辻和美と、ズーマのギャファー加倉井秀昭さんと共に初の中国に行ってきました。
展覧会場は上海市黄浦区南昌路にある失物紹領 Lost & Found。
日本も含めた国内外の上質な器や家具を揃えたお店で北京が本拠地
になります。
今回、良室という新しいコンセプトで、工芸を中心に展示販売して
いくことになりました。
ファクトリーズーマの展覧会はその2回目になります。
一つの空間の中で、スペース別に Standard 作品と Limited
作品が分けて展示されました。
中国ではどの作品が好まれるのか、お客様が作品を手に取られてか
らの反応がすごく気になりました。
また、イベントとして
展覧会初日にスライドレクチャーが行われ、みなさん熱心に質問さ
れて盛り上がりました。
8月23日に別の会場で『飲秋・茶会』を行いました。
茶人/薬膳料理研究家 頤真(イーチュン)さん
もう一人の茶人のイーチュンさんは中国茶と一緒に薬膳スイーツの
準備もあるため、お客様の前でお茶を淹れることはされませんでした。
いよいよ辻が淹れる番が回って来ました。
かごに茶道具を入れて登場。。。
金沢から持参した加賀棒茶を2煎淹れて、合間に愛香菓(金沢の
和菓子)をリム皿(2寸)にのせて出しました。
いつもは一度に5〜6名分を淹れることが多く、今回は一度に12名
分のお茶を淹れるお茶席で、いつもと勝手が違い、ホテルの練習では
苦戦されていたみたいです。
でも、本番に強い辻、会話も盛り上げながらお客様をもてなして
おりました。
今回の出張で学んだことは物づくりに携わっている人も、お店で販売
している人も思いは同じだということ。
Lost & Found の皆さんがガラスのことについて、熱心に質問してい
る姿や会話をすることで、作品に愛情を持ってお客様にお勧めして下さ
っていることが伝わってきました。
今は慌ただしい日常生活に戻り、工房で仕事をしております。
次のfactory zoomerの展覧会は10月25日から始まる A&Sでの
展覧会です。
レインボーカラーの作品が沢山並ぶように制作に励んでおります。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。